ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金2361億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比9.9％増の2361億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同13.0％増の2242億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> 、ＭＡＸＩＳ日本株高配当７０ <1499> 、ＮＺＡＭ　上場投信　ＪＰＸ日経４００ <2526> 、ＮＥＸＴ　小売 <1630> 、ダイワ食品　上場投信ＴＯＰＩＸ－１７ <1634> など15銘柄が新安値。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> が6.50％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.44％高と大幅な上昇。

　一方、日経３００上場投信 <1319> は3.90％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は3.73％安、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> は3.71％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.16％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が200円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1362億4400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1242億1800万円も上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が483億6300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が105億2300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が79億3900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が59億5500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が37億4600万円の売買代金となった。

株探ニュース