<5/7~5/10> 来週の日経平均の動き

著者:Korosuke
投稿:2019/04/27 14:15

GW明けの相場は?

今日からGWで10連休に入りましたね。

初めてとなる長い連休で旅行に出かけたりいろいろと計画している方も多いと思います。

どこも混んでいそうですが、私は前半は海外で後半はゆっくりと近場で過ごそうと思っています。

今も一足先に休みに入って先週から海外のとあるビーチに来ており、そこからこの記事を書いています。

休みとはいえやはり相場が気になってしまうのは職業病かもしれません、、、、


さて、4月相場、平成最後の相場も終わりましたが、日経平均自体は横ばいで推移しました。

連休前の売りも出ていたとは思いますが、思ったよりも下げることはなく強い動きでした。

とはいえ、これは指数だけをみているとそのように感じますが、個別に見てみると少し実態は違っています。

目立つのは日経平均を構成する225銘柄の中でも日経平均に寄与度の高い値嵩株だけは強く買われています。

ファーストリテイリングは特に強い動きで、4/26の金曜はさすがに休み前で売りも出ていたため、日経平均指数も個別銘柄も大きく下げましたがそのときに異彩を放つようにファーストリテイリングだけは大きく変われてプラスでした。

あからさまに指数を何とか下げたくないと言う思惑が働いているのでしょうが、このような本来下げるべきところを、指数を維持するために無理やり逆行してあげているのは後々大きな反動がやってきます。

令和に変わることのご祝儀相場で日経平均を下げないように支えたいのでしょうが、もしGW明けまで維持させたとしてもあからさまに捻じ曲げた分の反動は5月に入ってから近いうちにやってきます。

すでに、チャートからは4月中強い要因となっていたこれまで維持していた下値抵抗線を割り込んだため、短期トレンドは変わっています。

ここから先は上値がかなり重たくなっているため、5月は大きく上げても売られやすい地合いが続きます。

仮にGW明けも高く始まったとしてもそこが天井を形成する可能性も十分考えられます。

以前からも書いておりますが、5月相場は曇りのち雨、6月相場は雨となりますので、トレンドの転換点でうまくポジションを整理できるように早めに準備をしておきましょう。

10連休も海外は動いていますので、底で何が起きるかわかりませんが、基本的にはご祝儀相場がなければすでにトレンド転換がいつしてもおかしくない状態です。

NYダウが強いですが、こちらの方が短期トレンドは転換しているので、日経平均よりも先に崩れる可能性もあるため、連休中も要注意です。

とはいえ、連休入りしたのですから、相場のことはまた休み明けに考えて、長い休みを楽しんで過ごしましょう。

リフレッシュして、5月相場もがんばっていきましょう!
Korosuke
株式会社テラス
配信元: 達人の予想