明日の株式相場見通し=決算発表本格化で個別物色活発、保守的な業績見通し目立てば売り優勢
あす(25日)の東京株式市場は、19年3月期決算と20年3月期業績見通しの発表が本格化することから、企業の収益内容を吟味しながらの個別銘柄物色が活発化しそうだ。米中貿易摩擦のマイナス影響などを織り込んで、保守的な業績予想が目立った場合には売り優勢となる可能性もある。
市場関係者からは「きょうの東京株式市場は、前日の米株式市場で、ナスダック総合指数とS&P500種株価指数がともに過去最高値を更新したのを好感して、朝方は買い優勢のスタートとなり、日経平均は取引時間中の年初来高値を更新する場面もあった。ただ、半導体関連など輸出関連の主力銘柄への買いが続かなかったことや、上海総合指数が軟調なスタートとなったことから、日経平均は後場に入って下落幅を広げた。やはり10連休を控えて、株価が少しでも上昇した場面では利益確定売りが優先されるようだ」との見方が出ていた。
24日の東京株式市場は、朝方は日経平均が高く始まったものの、その後は目先筋の利益確定売りが表面化し、後場は下げ幅を広げる展開となった。日経平均株価終値は、前日比59円74銭安の2万2200円00銭と4日ぶり反落した。
日程面では、黒田日銀総裁会見、日銀展望レポートに注目。海外では、米3月の耐久財受注、日・欧州連合(EU)定期首脳協議、中国政府主催による広域経済圏構想「一帯一路」に関する首脳会議(25~27日)開幕が焦点となる。(冨田康夫)
出所:minkabuPRESS
市場関係者からは「きょうの東京株式市場は、前日の米株式市場で、ナスダック総合指数とS&P500種株価指数がともに過去最高値を更新したのを好感して、朝方は買い優勢のスタートとなり、日経平均は取引時間中の年初来高値を更新する場面もあった。ただ、半導体関連など輸出関連の主力銘柄への買いが続かなかったことや、上海総合指数が軟調なスタートとなったことから、日経平均は後場に入って下落幅を広げた。やはり10連休を控えて、株価が少しでも上昇した場面では利益確定売りが優先されるようだ」との見方が出ていた。
24日の東京株式市場は、朝方は日経平均が高く始まったものの、その後は目先筋の利益確定売りが表面化し、後場は下げ幅を広げる展開となった。日経平均株価終値は、前日比59円74銭安の2万2200円00銭と4日ぶり反落した。
日程面では、黒田日銀総裁会見、日銀展望レポートに注目。海外では、米3月の耐久財受注、日・欧州連合(EU)定期首脳協議、中国政府主催による広域経済圏構想「一帯一路」に関する首脳会議(25~27日)開幕が焦点となる。(冨田康夫)
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