明星電、前期経常を21%上方修正、配当も5円増額

配信元:株探
投稿:2019/04/23 18:00
 明星電気 <6709> [東証2] が4月23日大引け後(18:00)に業績・配当修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の2億4000万円→2億9000万円(前の期は1900万円)に20.8%上方修正し、増益率が13倍→15倍に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6億4200万円→6億9200万円(前年同期は6億0800万円)に7.8%増額し、増益率が5.6%増→13.8%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の5円→10円(前の期は無配)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高は、受注時期の遅れによる一部案件の次年度への期ずれなどにより、前回発表予想より減収となる見込みです。 損益面では、減収による影響はありますが、気象防災・宇宙防衛両事業における採算改善や販管費の削減などにより、営業利益及び経常利益は、前回発表予想に対して50百万円改善の290百万円となる見込みです。また、親会社株式に帰属する当期純利益については、法人所得税の減少や繰延税金資産の計上見込みから、前回発表予想に対して110百万円改善の260百万円となる見込みです。 こうした状況を踏まえ、平成31年2月5日に公表いたしました平成31年3月期の連結業績予想を修正いたします。【業績等の予想に関する留意事項】本資料における業績予想は、発表日時点で入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって業績予想と異なる場合があります。

 当社は、株主の皆様への安定的な利益還元を最重要課題であると認識し、市場環境の変化に耐え得る強靭な経営基盤の確立と財政基盤の強化を図りつつ、収益状況を勘案しながら利益配分をすることを基本方針としておりますが、通期の業績見込み、財務状況等を総合的に勘案した結果、当初予想から5円増配し、1株当たり10円に修正いたします。
配信元: 株探

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