テラスカイ、前期経常を6%下方修正

配信元:株探
投稿:2019/04/11 15:00
 テラスカイ <3915> が4月11日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年2月期の連結経常利益を従来予想の2億0500万円→1億9200万円(前の期は3億0500万円)に6.3%下方修正し、減益率が32.8%減→37.0%減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の8200万円→1億5600万円(前の期は1億7100万円)に90.2%上方修正し、減益率が52.0%減→8.8%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億8500万円→1億7200万円(前年同期は1億5600万円)に7.0%減額し、増益率が18.6%増→10.3%増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社グループが主力分野としているクラウドアプリケーション及びクラウドプラットフォームの提供を行う米国Salesforce.com社は、2019年1月期の通期売上高を前年対比26%増と発表するなど、パブリック・クラウド市場は引き続き堅調に拡大しております。当社グループの売上高も対前年比で34%増の見込となりましたが、期初に計画していたエンジニアの採用に関して、即戦力となる中途採用が期初計画の6割程度の採用実績となったことから生じた機会損失等により、計画対比では△3.2%の見込となりました、損益面では、売上高未達による粗利の計画対比減、本社移転に伴う費用の増加、従業員採用費用の増加等があったため、営業利益は計画対比△37.2%での着地見込みとなりました。経常利益は営業利益の減少があったものの、持分法適用会社の利益の取り込みが、当初見込みより増加したことにより、計画対比で△6.4%の着地見込となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、税引き前当期純利益の減少により、見込んでいた法人税等の計上額が大きく減少したため当初予想を上回る見込となりました。これらを踏まえ、通期の連結業績予想を上記のとおり修正いたしました。なお、本業績予想修正による配当予想の修正はありません。※ 上記の業績予想に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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