三社電機が大幅高で3連騰、中国関連株見直しの動きに乗り4ケタ大台復帰が目前
三社電機製作所<6882.T>が大幅高で3連騰。一時85円高の988円まで上値を伸ばし、3月5日ザラ場以来の4ケタ大台回復を目前に捉えている。パナソニック系で半導体モジュールや電源デバイスを展開。中国向け依存比率が高く、同国の景気減速が株価の重荷となっていた。しかし、直近の中国の経済指標が景気の底入れを示唆しているほか、米中貿易協議も合意に向け進展しているとの観測が強まっており、中国関連株に幅広く買い戻しが流入、同社もその流れに乗っている。同社ではリチウムイオン電池素材メーカー向けの銅箔用電源を手掛けており、リチウムイオン電池が世界的な電気自動車(EV)シフトの動きに合わせ需給逼迫するなか、追い風が意識されている。主力の電源機器部門は、このリチウムイオン電池素材メーカー向けが来期も収益貢献する公算が大きい。
出所:minkabuPRESS
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