東京株式(前引け)=急落、一時700円超の下げで95%の銘柄が下落

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/03/25 11:56
 25日前引けの日経平均株価は前営業日比697円07銭安の2万930円27銭と急落。前場の東証1部の売買高概算は6億8000万株、売買代金概算は1兆2101億8000万円。値上がり銘柄数は79、対して値下がり銘柄数は2033、変わらずは27銘柄だった。

 きょう前場の東京市場はリスクオン一色に染まった。欧米の経済指標を受け世界景気の減速懸念が高まるなか、米長期金利の急低下に伴い逆イールド現象が発生した。これを背景に前週末の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに大幅安となり、これに追随する形で日経平均も大きく売り込まれる展開となった。為替が1ドル=109円台に入る円高に振れたこともあって主力輸出株をはじめ下げが加速、日経平均は一時700円を超える下げでフシ目の2万1000円台を割り込んでいる。値下がり銘柄数は2000を超え、全体の95%の銘柄が下落した。売買代金は1兆2000億円に膨らんだ。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>、ソニー<6758>任天堂<7974>などが値を下げ、ファーストリテイリング<9983>の下げも目立つ。日本オラクル<4716>が値下がり率トップに売られ、あおぞら銀行<8304>も急落、安川電機<6506>も大幅安となった。半面、ZOZO<3092>がしっかり。ディー・エル・イー<3686>がストップ高となったほか、ピーエス三菱<1871>システムインテグレータ<3826>も値を飛ばした。

出所:minkabuPRESS 株式情報

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