ETF売買動向＝25日前引け、ＶＩＸ短先物が7.71％高

　25日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比85.6％増の1752億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同84.8％増の1651億円だった。

　目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が7.71％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が6.11％高、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が3.67％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> は6.45％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は6.05％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は5.69％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は4.55％安、ＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> は4.26％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が697円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1093億3600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金548億2600万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が302億2900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が57億2500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が38億9300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が38億2600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が23億3000万円の売買代金となった。

株探ニュース