ＳＵＭＣＯが反落、国内大手証券が投資評価を引き下げ

　ＳＵＭＣＯ<3436.T>が反落している。ＳＭＢＣ日興証券が２０日付で投資評価を「１」から「２」に引き下げ、目標株価も１９００円から１４００円へ見直したことが弱材料視されている。

　半導体の需要の伸び鈍化と供給増に伴い、需給バランスのタイト感が消失して３００ミリウエハの値上げ幅が縮小する一方、ブラウンフィールドでの投資再開に付随して減価償却をはじめとした固定費が増加することから、１９年１２月期営業利益を９００億円から６９０億円へ、２０年１２月期を同１０００億円から６８０億円へ下方修正し、ともに減益へと見方を改めたことが要因としている。

出所：minkabuPRESS