日ギアは買われる、利益率の高い工事増加で１９年３月期利益予想を上方修正

　日本ギア工業<6356.T>は、後場に入って一時買い進まれる場面があった。同社は２０日午後１時、１９年３月期の単体業績予想の修正を発表した。営業利益を１億８５００万円から３億２０００万円（前期比１０．０％増）へ、最終利益を１億３０００万円から２億２０００万円（同１．４％増）へそれぞれ増額修正した。ただ、売上高は７２億円（同２．６％減）で据え置いた。

　１９年３月期通期の業績予想については、昨年１１月に業績予想した売上高は全体ではほぼ予想通り推移する見込み。バルブコントロールの売上高は、前回予想よりも若干減少する見通しだが、工事事業や歯車の売上高は前回予想よりも増加する見込み。利益面については、利益率の高い工事事業の売上高が予想より増加する見込みであることや、さらに経費削減、原価低減に努めた結果、営業利益、経常利益、最終利益は前回公表時の予想を上回る見込みとなった。

出所：minkabuPRESS