まだ方向性ははっきりしていません
日経平均は+163円高の21450円と3日ぶりに反発しました。
朝方は、111円台後半まで円安ドル高水準となったことを受けて高く始まると、その後の上海株高も支えとなって高値では+234円高の21521円まで上昇しました。
買い一巡後は、北朝鮮指導部が米国との非核化交渉の中断を検討しているとの報道で円高ドル安に振れたことから上げ幅をやや縮小する場面もありましたが影響は限定的で、しばらく高値圏でもみ合ったあとは大引けにかけてやや上値が重くなりました。
機械、自動車など輸出関連に加え、小売り、不動産など内需株も幅広く買われました。
また日経平均株価や英FTSEの指数の構成銘柄見直しに伴い、大引けにかけて指数連動型の運用を目指す機関投資家の売買が膨らみました。
東証1部の売買代金は2兆7889億円、騰落銘柄数は値上がり1434銘柄、値下がり634銘柄、日経225採用銘柄では値上がり182銘柄、値下がり38銘柄でした。
日経ジャスダック平均は3日ぶりに小反発、東証マザーズ指数は小幅に続落しました。
日経平均のテクニカル指標は、総じて中立圏です。
日経平均は5日線(今日現在:21331円)、25日線(今日現在:21323円)を上回り、3月SQ値21348円も上回って終わりましたので、株価チャート的にはやや安心感が広がりました。
ただ米中貿易交渉の難航に加えて北朝鮮情勢も不穏な動きとなっているだけに、来週は神経質な展開となる可能性があります。
一方で3月期末決算対策で上値を押さえていた国内機関投資家の売りは今週がピークと考えられることから、需給についてはやや改善してくる期待もあります。
いずれにしても時価近辺は積極的に売買をする水準ではないと思いますので、基本的には様子を見ながら、再度調整があれば押し目買い、上昇が続いた場合には利益確定売りを進めるくらいのイメージでいいかもしれません。
朝方は、111円台後半まで円安ドル高水準となったことを受けて高く始まると、その後の上海株高も支えとなって高値では+234円高の21521円まで上昇しました。
買い一巡後は、北朝鮮指導部が米国との非核化交渉の中断を検討しているとの報道で円高ドル安に振れたことから上げ幅をやや縮小する場面もありましたが影響は限定的で、しばらく高値圏でもみ合ったあとは大引けにかけてやや上値が重くなりました。
機械、自動車など輸出関連に加え、小売り、不動産など内需株も幅広く買われました。
また日経平均株価や英FTSEの指数の構成銘柄見直しに伴い、大引けにかけて指数連動型の運用を目指す機関投資家の売買が膨らみました。
東証1部の売買代金は2兆7889億円、騰落銘柄数は値上がり1434銘柄、値下がり634銘柄、日経225採用銘柄では値上がり182銘柄、値下がり38銘柄でした。
日経ジャスダック平均は3日ぶりに小反発、東証マザーズ指数は小幅に続落しました。
日経平均のテクニカル指標は、総じて中立圏です。
日経平均は5日線(今日現在:21331円)、25日線(今日現在:21323円)を上回り、3月SQ値21348円も上回って終わりましたので、株価チャート的にはやや安心感が広がりました。
ただ米中貿易交渉の難航に加えて北朝鮮情勢も不穏な動きとなっているだけに、来週は神経質な展開となる可能性があります。
一方で3月期末決算対策で上値を押さえていた国内機関投資家の売りは今週がピークと考えられることから、需給についてはやや改善してくる期待もあります。
いずれにしても時価近辺は積極的に売買をする水準ではないと思いますので、基本的には様子を見ながら、再度調整があれば押し目買い、上昇が続いた場合には利益確定売りを進めるくらいのイメージでいいかもしれません。