大幅反落となりました
日経平均は-213円安の21290円と3日ぶりに大幅反落しました。
朝方は、前日まで大幅上昇した反動で利益確定売りから小安く始まると、寄り付き前に発表された1月の機械受注が市場予想を大きく下回ったことで企業業績に対する警戒感が強まり、先物に断続的な売りが出ました。
前日の英議会下院による欧州連合(EU)離脱修正案否決や、上海株が朝高後に下落に転じたことも相場の重しとなり、後場に入ると安値では-304円安の21198円まで下落しました。
売り一巡後は、日銀のETF買い期待もあって下げ渋りましたが戻りは限定的で、主力の値がさ株や機械・電子部品関連株の下落が目立ちました。
東証1部の売買代金は2兆1523億円、騰落銘柄数は値上がり411銘柄、値下がり1648銘柄、日経225採用銘柄では値上がり33銘柄、値下がり185銘柄でした。
日経ジャスダック平均は反落、東証マザーズ指数は3日続伸しています。
日経平均のテクニカル指標は、底値圏を示唆するものがある状態となっています。
きのうまでに好材料を織り込む買い戻しが一巡してしまっただけに、今度は下落時に買い戻しが入らない分だけ値幅が出やすい状況になってしまいました。
ただ一方で期末接近に伴う配当取りの買いが下支えしやすくもなっていますので、あす日本時間午前11時に発表される、中国の2月の鉱工業生産、小売売上高、都市部固定資産投資など重要経済指標が悲観的なものでなければ、徐々に落ち着いた動きになると思います。
もし中国景気の減速を裏付ける内容となった場合には、改めて世界的な景気減速懸念が相場の重しとなるだけに、基本的はしばらく様子を見てから逆張りスタンスを取るのが無難だと思います。
朝方は、前日まで大幅上昇した反動で利益確定売りから小安く始まると、寄り付き前に発表された1月の機械受注が市場予想を大きく下回ったことで企業業績に対する警戒感が強まり、先物に断続的な売りが出ました。
前日の英議会下院による欧州連合(EU)離脱修正案否決や、上海株が朝高後に下落に転じたことも相場の重しとなり、後場に入ると安値では-304円安の21198円まで下落しました。
売り一巡後は、日銀のETF買い期待もあって下げ渋りましたが戻りは限定的で、主力の値がさ株や機械・電子部品関連株の下落が目立ちました。
東証1部の売買代金は2兆1523億円、騰落銘柄数は値上がり411銘柄、値下がり1648銘柄、日経225採用銘柄では値上がり33銘柄、値下がり185銘柄でした。
日経ジャスダック平均は反落、東証マザーズ指数は3日続伸しています。
日経平均のテクニカル指標は、底値圏を示唆するものがある状態となっています。
きのうまでに好材料を織り込む買い戻しが一巡してしまっただけに、今度は下落時に買い戻しが入らない分だけ値幅が出やすい状況になってしまいました。
ただ一方で期末接近に伴う配当取りの買いが下支えしやすくもなっていますので、あす日本時間午前11時に発表される、中国の2月の鉱工業生産、小売売上高、都市部固定資産投資など重要経済指標が悲観的なものでなければ、徐々に落ち着いた動きになると思います。
もし中国景気の減速を裏付ける内容となった場合には、改めて世界的な景気減速懸念が相場の重しとなるだけに、基本的はしばらく様子を見てから逆張りスタンスを取るのが無難だと思います。