タカラバイオが地合い悪に抗して上値指向、今期で10期連続の大幅営業増益へ
タカラバイオ<4974.T>は小幅ながら続伸。前日から一転してきょうは日経平均が一時300円近い下落をみせるなど全般売り圧力の強い地合いとなっているが、そのなか海外株や為替の影響を受けにくいバイオ関連の一角として強さを発揮している。同社は遺伝子工学を活用した治療や再生医療分野に注力、免疫細胞のT細胞にキメラ抗原受容体を加えて遺伝子改変を行うCAR-T療法への展開で先駆する。腫瘍溶解性ウイルスではメラノーマを対象とした「TBI-1401」については2019年中に承認される可能性があり、思惑買いの対象となっている。業績面でも10年3月期以来、前期まで9期連続で大幅営業増益を続け、19年3月期も46%増益の52億円を見込むなど成長路線を走っている。
出所:minkabuPRESS
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