―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月8日から11日の決算発表を経て12日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 萩原工業 <7856>
19年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)の連結経常利益は前年同期比20.0%減の6.1億円に減り、11-4月期(上期)計画の14.9億円に対する進捗率は41.3%にとどまり、5年平均の52.3%も下回った。
▲No.2 Bガレージ <3180>
19年4月期第3四半期累計(18年5月-19年1月)の連結経常利益は前年同期比18.3%減の3億0300万円に減り、通期計画の7億4600万円に対する進捗率は40.6%にとどまり、5年平均の55.4%も下回った。
▲No.3 コーセル <6905>
19年5月期第3四半期累計(18年6月-19年2月)の連結経常利益は前年同期比18.0%減の29.9億円に減り、通期計画の38.4億円に対する進捗率は5年平均の82.0%を下回る77.9%にとどまった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7856> 萩原工業 東1 -7.01 3/11 1Q -20.00
<3180> Bガレージ 東1 -2.36 3/11 3Q -18.33
<6905> コーセル 東1 -2.09 3/11 3Q -18.02
<3475> グッドコムA 東1 -0.48 3/11 1Q -30.30
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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