戻りがあれば売っておくのが無難だと思います
日経平均は-95円安の21726円と3営業日ぶりに反落しました。
朝方は、米国株安を受けて安く始まると、大幅続伸の反動もあって利益確定売りが出やすいなか中国など世界景気の減速懸念が重しとなって半導体関連など景気敏感株を中心に売られました。
円安ドル高などもあって急速に下げ幅を縮小する場面もありましたが、先物売りで再度下げ幅を広げると安値では-163円安の21659円まで下落しました。
後場に入ると日銀のETF買い期待が支えとなりましたが、戻りは限定的でした。
きょう開幕した中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で、中国の2019年の経済成長率目標が引き下げられたことから上海株などが弱含む場面もあり、相場の重しとなりました。
東証1部の売買代金は2兆252億円、騰落銘柄数は値上がり663銘柄、値下がり1382銘柄、日経225採用銘柄では値上がり64銘柄、値下がり155銘柄でした。
日経ジャスダック平均は3営業日ぶりに反落、東証マザーズ指数は3日続伸しました。
日経平均のテクニカル指標は、高値圏に近い中立圏のものが多い状態です。
きのうまでの上昇で、18年12月3日高値22698円から12月26日安値18948円までの下落の半値戻しである20823円を達成したこともあり、達成感から戻り売り圧力が高まるなか、米国株安とその後の上海株安が重しとなりました。
ただ上海株がプラスに転換したこともあって下値も限定的となり、基本的にはしっかりした動きであったと思います。
引き続き荒れるSQ週だけに振幅が大きくなる可能性には注意が必要だと思いますが、SQ前後に相場が転換しやすい過去の傾向からも、上がれば売っておくのが無難だと思います。
朝方は、米国株安を受けて安く始まると、大幅続伸の反動もあって利益確定売りが出やすいなか中国など世界景気の減速懸念が重しとなって半導体関連など景気敏感株を中心に売られました。
円安ドル高などもあって急速に下げ幅を縮小する場面もありましたが、先物売りで再度下げ幅を広げると安値では-163円安の21659円まで下落しました。
後場に入ると日銀のETF買い期待が支えとなりましたが、戻りは限定的でした。
きょう開幕した中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で、中国の2019年の経済成長率目標が引き下げられたことから上海株などが弱含む場面もあり、相場の重しとなりました。
東証1部の売買代金は2兆252億円、騰落銘柄数は値上がり663銘柄、値下がり1382銘柄、日経225採用銘柄では値上がり64銘柄、値下がり155銘柄でした。
日経ジャスダック平均は3営業日ぶりに反落、東証マザーズ指数は3日続伸しました。
日経平均のテクニカル指標は、高値圏に近い中立圏のものが多い状態です。
きのうまでの上昇で、18年12月3日高値22698円から12月26日安値18948円までの下落の半値戻しである20823円を達成したこともあり、達成感から戻り売り圧力が高まるなか、米国株安とその後の上海株安が重しとなりました。
ただ上海株がプラスに転換したこともあって下値も限定的となり、基本的にはしっかりした動きであったと思います。
引き続き荒れるSQ週だけに振幅が大きくなる可能性には注意が必要だと思いますが、SQ前後に相場が転換しやすい過去の傾向からも、上がれば売っておくのが無難だと思います。