パイプドHD、今期経常を21%下方修正

配信元:株探
投稿:2019/02/28 17:00
 パイプドHD <3919> が2月28日大引け後(17:00)に業績修正を発表。19年2月期の連結経常利益を従来予想の4.9億円→3.8億円(前期は7.4億円)に21.4%下方修正し、減益率が34.6%減→48.6%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.1億円→2.1億円(前年同期は3.1億円)に33.1%減額し、減益率が0.3%減→33.3%減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社連結子会社の株式会社美歴が提供するお客様と美容師のための電子ヘアカルテアプリ「美歴」は、策定した事業計画に対して進捗が遅れており、将来の収益による投資の回収に当初の想定よりも時間を要すると判断したため、「美歴」に係るソフトウェア等の帳簿価額85百万円を減損損失として特別損失に計上いたします。 上記特別損失の影響により、平成31年2月期の親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を大幅に下回りました。 また、当社の事業セグメント別にみると、広告事業は、今期を通して好調な業績を維持しましたが、その他の事業セグメント(情報資産プラットフォーム事業、販促CRMソリューション事業、xTech事業及び社会イノベーション事業)では、積極的な人的投資を行い、グループ採用と一定期間の教育・研修を経て各事業会社への配属を進めてきたものの、配属後の営業現場での即戦力化には想定以上の時間を要し、案件獲得数の進捗に遅れが生じ、今期の売上高への業績貢献までにはいたりませんでした。 以上により、平成31年2月期通期の連結業績予想を上表のとおり修正することといたしました。 中期経営計画の最終年度である次期は、これまで二年にわたり投資、強化してきた成果を着実に回収することのみに集中して取り組んでまいります。 なお、今回の業績予想修正の要因は一時的なものと判断しますので、平成31年2月期の期末配当については、これを変更せず当初の計画どおり実施いたします。
配信元: 株探

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