続伸、米中通商協議に対する期待感で=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/02/21 05:31

NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=57.16(+0.71 +1.26%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.71~0.83ドル高。その他の限月は0.09ドル安~0.69ドル高。

 米中通商協議が合意に向かって進展していると期待されているなかで、世界的な景気減速や石油需要の下振れ懸念が後退している。石油輸出国機構(OPEC)やロシアなど主要な産油国による協調減産や、米国の制裁を背景にイランやベネズエラの生産量が一段と減少する見通しであることも支援要因。

 時間外取引で4月限は売り買いが交錯。しっかりと推移する場面はあったが、通常取引開始にかけて売りが優勢となると、55.77ドルまで下落した。ただ、売りが尽きるとプラス圏へ切り返し、57.60ドルまで上値を伸ばした。

minkabu PRESS編集部

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