ETF売買動向＝29日前引け、農中Ｊリート、ＭＸＪリートが新高値

　29日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比2.9％減の1036億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同3.2％減の988億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> 、ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> 、ＳＭＡＭ　東証ＲＥＩＴ指数上場投信 <1398> 、ダイワ上場投信－東証ＲＥＩＴ指数 <1488> 、ＮＥＸＴ　ＲＥＩＴ <1343> など8銘柄が新高値。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> が14.39％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.79％高と大幅な上昇。

　一方、ｉシェアーズ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> は3.54％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.49％安、ダイワ機械上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1641> は3.05％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が200円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金632億6300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金は645億4800万円で、やや下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が220億5200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が35億300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が20億300万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が19億1400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が16億4600万円の売買代金となった。

株探ニュース