ドル円は戻り売りもリバウンド期待はなお温存=NY為替
ドル円は米中古住宅販売件数発表後の下げを取り戻す動きとなっており、再び109円台半ばに戻している。指標発表直後は109.30円近辺まで値を落としていた。
きょうは米株や米国債利回りも下げており、このところのリスク選好の動きも一服している。前日発表の中国の経済指標が景気減速を示したことや、IMFが世界経済の見通しを下方修正したことなどが材料視されているようだ。為替市場では円高の動きも見られ、ドル円は戻り売りに押される展開。
先週は110円近くまで上昇したものの、さすがにその付近での上値抵抗は強いようだ。輸出企業の売りオーダーやオプション絡みの売りオーダーも相当程度観測されている。FRBが利上げに慎重姿勢を見せていることから、米金利先高感が後退しており、ドル円も上値には慎重。
ただ、下押す動きも見られておらず、109円台前半に来ている21日線の水準は堅持している状況で、リバウンド期待はなお温存している。
USD/JPY 109.43
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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