午前:債券サマリー 先物は小幅続落、売り先行で始まるも下げ渋る

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/01/21 11:43
 21日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は小幅続落。朝方に売りが一巡したあとは下げ渋る動きとなった。

 債券先物は売り先行でスタート。米中貿易交渉の進展期待などを背景に、前週末18日の米長期債相場が続落した流れを引き継いだ。ただ、米中貿易交渉の行方については懐疑的な見方もあることから一段と売り込む動きはみられず、日経平均株価の上値がやや重くなると債券に押し目買いが流入。また、日銀が「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同10年超25年以下」「同25年超」を対象とする国債買いオペを通知し、いずれの買い入れ額も前回から据え置かれたことも下支え材料となった。

 午前11時の先物3月限の終値は前週末比2銭安の152円49銭。出来高は1兆860億円だった。現物債の利回りは、10年債が前週末に比べ横ばいの0.005%、20年債が同横ばいの0.465%だった。


出所:minkabuPRESS
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