ユーロは売り加速 依然としてファンディング通貨から抜け出せない模様=NY為替
ユーロドルはNY時間に入って売りが加速しており、1.13ドル台半ばまで下げ幅を拡大している。特にユーロ売りの材料はないが、ドルの買い戻しが続いており、ユーロドルの上値は重くなっている。1.14ドル台での上値の重さに耐え切れなくなっているのかもしれない。
来週はECB理事会が予定されている。政策は据え置きが確実視される中、ドラギ総裁の会見が今回も注目となりそうだ。先日の議会での慎重な発言もあり、利上げに慎重な内容になる可能性もありそうだ。
このところのFRBの慎重姿勢から市場では、米金利先高観が後退しており、ドル建てのエクスポージャーが減少している。しかし、米国とユーロ圏の金利差は歴然とある中で、ユーロは依然としてキャリー取引のファンディング通貨から抜け出せないようだ。
目先は11月下旬以降、強いサポートとなってきた1.13ちょうどの水準が意識される。その前に1月4日にサポートされた1.1345ドルの水準が目前に迫っている。
EUR/USD 1.1358 EUR/JPY 124.65 EUR/GBP 0.8803
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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