家庭用ゲーム市場、任天堂のNSW好調 「アナデン」セールスも急浮上 国内大手証券◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/12/27 14:04
 SMBC日興証券は26日、エンターテインメントセクターの年末商戦リポートを発表した。同リポートでは、家庭用ゲーム市場での任天堂<7974.T>の「Nintendo Swith(NSW)」の好調を指摘している。日米調査会社によると、11月の家庭用市場は日米ともに縮小するなか、NSWのハード販売台数では日本5.3%増の52.7万台、米国73.8%増の135.4万台とほぼ一人勝ち状態。12月もこの傾向が続くとみられる。クリスマス・イブ直前の12月17日~23日の集計では27.8万台と11月より大幅増加しており、12月月次国内販売台数は100万台を超える見通し。12月7日に発売となった「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」が国内外で大ヒットしており、米国でもNSWの販売台数は200万台を大きく上回っている可能性が高いとみている。

 また、グリー<3632.T>の子会社のWright Flyer Studiosは25日、「アナザーエデン 時空を超える猫」の大型アップデートVer2.0」を実施。物語の第2部前半となる東方異象編「時の女神の帰還」もリリースした。翌26日に同タイトルのiOSセールスランキングは30位に大きく浮上。同証券では、「一時的なセールスへの寄与だけでなく、休眠ユーザーの掘り起こしなど継続性のあるアクティブユーザーの増加につなげられるかに注目したい」とみている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
3632
458.0
(09/20)
+4.0
(+0.88%)
7974
7,670.0
(09/20)
-3.0
(-0.03%)