反発、IEA月報の見通しを好感=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/12/14 05:26

NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=52.58(+1.43 +2.80%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.43~1.47ドル高。その他の限月は0.68~1.48ドル高。

 国際エネルギー機関(IEA)の月報で、来年供給不足に陥る可能性が指摘されたことが手がかり。カナダ・アルバータ州の減産指示が出ているなか、石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国が減産合意を遵守するなら、需給は引き締まると見通されている。

 時間外取引で1月限は軟調に推移し、50.35ドルまで下落した。ただ、通常取引開始後は下げ幅を縮小し、プラス転換すると、52.75ドルまで上値を伸ばした。

minkabu PRESS編集部

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