ETF売買動向＝20日大引け、全銘柄の合計売買代金1672億円

　20日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比29.3％増の1672億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同28.1％増の1587億円だった。

　個別ではＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> 、ｉシェアーズ・コア　Ｊリート　ＥＴＦ <1476> 、ダイワ上場投信－東証ＲＥＩＴ指数 <1488> など8銘柄が新高値。ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸ高配当４０指数 <1651> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経平均高配当株５０指数連動型上場投信 <1489> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ高ベータ３０ <2068> 、ｉシェアーズ　オートメーション＆ロボット　ＥＴＦ <2522> 、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> など8銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が5.41％高、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> が3.20％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> は13.04％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は3.63％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.56％安、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> は3.44％安、ダイワエネルギー資源上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1635> は3.14％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が238円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1037億1800万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1398億7000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が262億4800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が71億4800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が67億5100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が44億3400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が33億2000万円の売買代金となった。

株探ニュース