ETF売買動向＝19日大引け、全銘柄の合計売買代金1292億円

　19日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比32.8％減の1292億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同32.4％減の1238億円だった。

　個別では上場ファンドＪリート <1345> 、ダイワ上場投信－東証ＲＥＩＴ指数 <1488> 、ｉシェアーズ・コア　Ｊリート　ＥＴＦ <1476> 、ＮＥＸＴ　ＲＥＩＴ <1343> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> など6銘柄が新高値。ダイワ銀行上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1648> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ高ベータ３０ <2068> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経平均高配当株５０指数連動型上場投信 <1489> 、ｉシェアーズ　米ドル建て投資適格社債　ＥＴＦ <1496> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　ＥＳＧ <1498> など7銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは東証マザーズＥＴＦ <2516> が3.49％高、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> が3.41％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は5.38％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.98％安、ダイワ上場投信東証銀行業株価指数 <1612> は3.07％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が140円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金827億4400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1455億5200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が220億9000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が53億8700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が35億6000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が32億1200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が20億700万円の売買代金となった。

株探ニュース