冨士ダイス---2Q増収、超硬製工具類が堅調推移

配信元:フィスコ
投稿:2018/11/13 17:10
冨士ダイス<6167>は12日、2019年3月期第2四半期(18年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.6%増の91.22億円、営業利益が同10.3%減の7.05億円、経常利益が同2.6%減の7.67億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.8%減の5.55億円となった。

超硬製工具類では、海外向けの混錬工具、国内向けの超高圧発生用工具や熱間圧延ロールの販売が引き続き堅調に推移したことに加え、海外向けの粉砕工具や国内向けの冷間圧延ロールの販売が増加し、売上高は前年同期比9.4%増の25.67億円となった。

超硬製金型類では、海外向けの粉末成形用金型の販売が低調となったものの、自動車部品生産用金型や半導体用金型の販売が増加し、売上高は前年同期比0.1%増の20.76億円となった。

その他の超硬製品では、半導体生産用の超硬金型素材や半導体製造装置用部品の販売が堅調に推移したことに加え、スマートフォン部品生産用の超硬金型素材の販売も増加し、売上高は前年同期比5.6%増の20.63億円となった。

超硬以外の製品では、引抜鋼管の販売が引き続き堅調に推移したが、鋼製の電池用金型や製缶金型、KF2製の混錬工具の販売が低調となり、売上高は前年同期比0.5%減の24.15億円となった。

2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比1.7%増の183.00億円、営業利益が同11.3%減の13.00億円、経常利益が同2.9%減の14.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.9%増の9.60億円とする期初計画を据え置いている。

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配信元: フィスコ

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