今週は積極的に参加する場面ではないかもしれません
日経平均は+19円高の22269円とわずかに反発しました。
朝方は、米金利上昇への警戒感から週末の米国株が下落した流れを受けて安く始まると、安値では-203円安の22046円まで下落しました。
売り一巡後は、安寄りした上海株が徐々に強含んで6営業日ぶりに反発したことから中国の景気減速に対する警戒がやや和らいだことや、円安ドル高が114円程度まで進んだことから先物が上昇すると裁定取引に絡む買いが入って持ち直しました。
後場に入ると、高値では+73円高の22324円まで上昇しましたが、その後は再度下落転換する場面もあり、方向感に乏しい動きでした。
このところ下げが目立っていた中国関連銘柄の一部に買い戻しが入った一方、先週末の米国株市場で半導体株が下げたのを受けて世界景気鈍化が意識されて電子部品株は売られました。
米国株市場がベテランズ・デーの振り替え休日で債券・外為市場も休場のため、海外の市場参加者が少ないことから売買は閑散とし、東証1部の売買代金は2兆1529億円、騰落銘柄数は値上がり887銘柄、値下がり1142銘柄、日経225採用銘柄では値上がり122銘柄、値下がり96銘柄でした。
ファーストリテが約19円、ファナックが約19円など、日経平均を押し上げました。
日経ジャスダック平均は続落、東証マザーズ指数は反落しています。
日経平均のテクニカル指標は、まだ高値圏のものが残っています。
主要企業の4-9月期決算発表がほぼ終わって手掛かり材料難になりつつあるなか、日経平均は5日線(今日現在:22248円)、25日線(今日現在:22235円)を上回って22269円で終わりました。
ただやはりSQ前後が相場の転換点になりやすいことや、テクニカル指標の高止まりもあって、目先は戻り売り圧力が高まりそうです。
一方で8日の高値22583円からきょうの安値22046円まで500円超の調整となっていることから、ドル円次第では押し目買いも入りやすい状況です。
今週は14日に7-9月期国内総生産(GDP)、中国10月鉱工業生産・小売売上高、米10月消費者物価、15日に米10月小売売上高、16日に米10月鉱工業生産・設備稼働率などの発表がありますが、方向感がやや出にくい週になってくるかもしれませんので、積極的に売買するところではないかもしれません。
次の押し目を待つか、意外高があれば利益確定売りを進めるかくらいのイメージでいいと思います。
朝方は、米金利上昇への警戒感から週末の米国株が下落した流れを受けて安く始まると、安値では-203円安の22046円まで下落しました。
売り一巡後は、安寄りした上海株が徐々に強含んで6営業日ぶりに反発したことから中国の景気減速に対する警戒がやや和らいだことや、円安ドル高が114円程度まで進んだことから先物が上昇すると裁定取引に絡む買いが入って持ち直しました。
後場に入ると、高値では+73円高の22324円まで上昇しましたが、その後は再度下落転換する場面もあり、方向感に乏しい動きでした。
このところ下げが目立っていた中国関連銘柄の一部に買い戻しが入った一方、先週末の米国株市場で半導体株が下げたのを受けて世界景気鈍化が意識されて電子部品株は売られました。
米国株市場がベテランズ・デーの振り替え休日で債券・外為市場も休場のため、海外の市場参加者が少ないことから売買は閑散とし、東証1部の売買代金は2兆1529億円、騰落銘柄数は値上がり887銘柄、値下がり1142銘柄、日経225採用銘柄では値上がり122銘柄、値下がり96銘柄でした。
ファーストリテが約19円、ファナックが約19円など、日経平均を押し上げました。
日経ジャスダック平均は続落、東証マザーズ指数は反落しています。
日経平均のテクニカル指標は、まだ高値圏のものが残っています。
主要企業の4-9月期決算発表がほぼ終わって手掛かり材料難になりつつあるなか、日経平均は5日線(今日現在:22248円)、25日線(今日現在:22235円)を上回って22269円で終わりました。
ただやはりSQ前後が相場の転換点になりやすいことや、テクニカル指標の高止まりもあって、目先は戻り売り圧力が高まりそうです。
一方で8日の高値22583円からきょうの安値22046円まで500円超の調整となっていることから、ドル円次第では押し目買いも入りやすい状況です。
今週は14日に7-9月期国内総生産(GDP)、中国10月鉱工業生産・小売売上高、米10月消費者物価、15日に米10月小売売上高、16日に米10月鉱工業生産・設備稼働率などの発表がありますが、方向感がやや出にくい週になってくるかもしれませんので、積極的に売買するところではないかもしれません。
次の押し目を待つか、意外高があれば利益確定売りを進めるかくらいのイメージでいいと思います。