日ギア、今期経常を一転36%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2018/11/06 14:00
 日本ギア工業 <6356> [東証2] が11月6日後場(14:00)に業績修正を発表。19年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の3億2000万円→1億9000万円(前期は2億9700万円)に40.6%下方修正し、一転して36.0%減益見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の経常損益も従来予想の8000万円の黒字→4100万円の赤字(前年同期は6900万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当第2四半期累計期間の業績予想につきましては、歯車及び歯車装置事業のバルブ・コントロールの売上高は、上期に計画していた売上高の一部が下期へ繰延べされたことなどにより予想を大きく下回りました。また、ジャッキ、その他の増減速機の売上高につきましても計画を下回りました。工事事業につきましては、火力発電所の定期点検における実施規模の縮小や予定していた点検工事の繰延べによる影響により、売上高が計画を下回りました。その結果、利益面につきましても経費削減に努めましたが、売上高の減少を補うことができずに計画を下回りました。 通期の業績見通しにつきましては、工事事業における当第2四半期会計期間末の受注残高は前期末比5.0%減少いたしました。一方、歯車及び歯車装置事業においては当第2四半期会計期間末の受注残高は前期末比38.1%増加いたしました。その結果、工事事業における下期の売上高は上期より減少することが予想されますが、歯車及び歯車装置事業における下期の売上高は上期より増加することが予想されます。しかし、上期の売上高の減少を通期で補うことができず、通期としての売上高も当初の予想を下回る見込みであります。また、利益面につきましても引き続き経費削減に努めますが売上高の減少を経費削減で補うことは難しいと予想しており、当初の予想を下回る見込みでおりますが、通期においては利益を確保することができると予想しております。※上記の予想数値は、本資料の発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものです。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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