ETF売買動向＝26日前引け、コスピベアが新高値

　26日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比31.2％減の1851億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同30.3％減の1775億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が新高値。ダイワ日経４００レバレッジインデックス <1464> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　ＪＰＸ日経中小型 <1493> 、ＪＡＳＤＡＱ－ＴＯＰ２０上場投信 <1551> 、上場インデックスファンド海外新興国株式 <1681> 、ＵＢＳ　英国株 <1392> など34銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　大豆上場投資信託 <1697> が6.57％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が4.48％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.19％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が3.92％高と大幅な上昇。

　一方、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> は4.75％安、上場中国Ａ株パンダ <1322> は3.85％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が47円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1178億7600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1430億3000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が297億7300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が93億2500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が73億5700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が24億1900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が20億7800万円の売買代金となった。

株探ニュース