[10月24日版] 日経604円安!これは危険信号か?

著者:中原良太
投稿:2018/10/23 19:00

これからの日経平均株価の展望

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

日経平均株価が604円も下がりました。急に来ましたね。今年の10月以降は、どの市場も芳しくありません。全体的に下落しています。

市場別に見ると、特に下落がひどかったのは「日経平均株価」と「TOPIX」でした。大型株市場を中心に、弱気な1日でした。

なぜこんなことが起きたのか?はサッパリ分からんのですが、大型株が下がったこと自体は、そこまで悲観していません。というのも、大型株は「下がれば下がるほど安く変えるし反発しやすい!」なんて傾向があるので、下がってくれた方が、買いやすいからです。

厄介なのはむしろ中小型株市場でして、東証二部、ジャスダック、マザーズなどの市場は、いったん値下がりをはじめると、長引きやすい傾向があるんですな。だから、今の時期に新興株を買うのは、正直なところ気が進みません。

だから、昨日と同じく「割安かつ大型な内需株を狙って反発を待つ!」というのが、今のところはベストな選択かと。個人的にも、内需株を中心に取引したいと考えているところです。

バリュー株投資をしている方からすれば、相場は下がれば下がるほど良いことなんで、これからは、割安株に焦点を当てて取引していきたいっすね。それに、割安な株は「株価が下がりにくい」なんて傾向もあるものですから、今のような不安定な市況でこそ真価を発揮できるかと。

話をまとめると、「日経平均が急落したけど、大型株市場は下落した後は反発しやすいから、そこまで悲観しなくても良さげ」「むしろ、中小型株のほうが危ないのでは?」「相場が下がった分、割安な株も増えているだろうから探してみては?」というところですかね。

それにしても株式が弱いっすね。10月は例年、相場が弱気なもんですが、今年の場合は9月に上がりすぎたってのも一要因なんでしょうかね。とりあえず、気を抜かずに、「安いやつだけ買う!」って意識しておくと良いんでしょうな。

- 中原良太
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想