日立化、上期税引き前は6％増益で着地

　日立化成 <4217> が10月22日大引け後(17:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比6.1％増の232億円に伸びたが、通期計画の620億円に対する進捗率は37.5％にとどまり、4年平均の47.8％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益は前年同期比43.4％増の387億円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結税引き前利益は前年同期比77.0％増の119億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.6％→6.1％に改善した。

株探ニュース