レッドハットが決算嫌気し下落 インフラ部門の伸び減速=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/09/21 00:58
 オープンOSのLinuxを使ったシステム開発を手掛けるレッドハットが商いを伴って下落。6-8月期決算を発表しており、1株利益は予想を上回ったものの売上高が予想を下回った。また、9-11月期に関しても予想以下の見通しを示している。中核事業であるインフラ部門の第2四半期の売上高は8%の伸びに減速している。前年は14%の伸びを示していた。ユーザーのIT投資が拡大している好環境にもかかわらず、ドル高圧力や更新需要が弱く通期見通しは、僅かではあるが、2回目の下方修正をした。

(6-8月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.85ドル(予想:0.82ドル)
・売上高:8.23億ドル(予想:8.28億ドル)
・粗利益率(調整後):86.8%(予想:86.1%)
・加入者売上高:7.23億ドル
・営業利益(調整後):1.97億ドル(予想:1.90億ドル)
・営業キャッシュフロー:1.33億ドル

(9-11月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.87ドル(予想:0.92ドル)
・売上高:8.48~8.56億ドル(予想:8.62億ドル)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.45~3.49ドル(予想:3.47ドル)
・売上高:33.6~34億ドル(予想:34億ドル)

(NY時間11:48)
レッドハット 133.96(-9.20 -6.43%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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