【買い】カプコン(9697):「BLACK COMMAND」の配信◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2018/08/30 10:59

「BLACK COMMAND」の配信

業種:情報・通信
時価総額:3507億円
PER:29.22倍
PBR:3.31倍

【「BLACK COMMAND」の配信】
8/21に本格スマホミリタリーシミュレーション「BLACK COMMAND」を今秋にも配信すると発表。「BLACK COMMAND」は、プレイヤーがPMC(民間軍事会社)の指揮官となり、最強の部隊を目指す本格ミリタリーシミュレーション。配信決定と同時に、もらえる特典がグレードアップする事前登録キャンペーンもスタートしている。

【1四半期は想定以上の業績拡大】
7月30日に第1四半期決算を発表、営業利益は51億円で前年同期比6.5倍、市場予想の35億円を上回り、第1四半期としては過去最高を更新した。通期計画は従来から保守的と見られていたが、市場予想の190億円レベルに対しても上振れ期待が高まる状況へ。「モンスターハンター:ワールド」「バイオハザード7」などの販売好調が背景となっている。

【テクニカル面も良好】
週足では、一昨年の8月~昨年11月までレンジ相場が続いていたが、足元では右肩上がり。上昇トレンドは続くと見られ、今後も上値追いの展開となるだろう。


ゲームソフト大手。「ストリートファイター」、「バイオハザード」、「モンスターハンター」などアクション系中心にヒット作多数。

9/3追記 ゲームソフト仕掛品の変動で営業利益率過去最高。「モンスターハンター:ワールド」は中国PC版が販売中止もあるが累計販売数830万本の模様。「バイオハザードRE2」や「デビルメイクライ5」に期待が掛かる。

9/6追記 日足チャートでゴールデンクロスも示現している。8月に入り株価を急落させたが、人気ゲーム「モンスターハンター・ワールド」が、中国当局のゲーム規制方針に絡み配信停止となったことが嫌気された。しかし、「同社の中国を含むその他地域の売上高比率は5%程度で影響は軽微なものにとどまる」との認識が広がり、出直り相場に転じてきた。
配信元: 達人の予想

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