注目銘柄ダイジェスト(前場):オルトプラス、MDM、ルーデンなど

配信元:フィスコ
投稿:2018/08/24 12:15


リゾートトラ<4681>:1815円(+95円)
大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、投資判断を「Hold」から「Buy」、目標株価も2500円から2600円に引き上げている。富裕層顧客向けのホテル開発、成長分野のメディカル事業の拡大により、中期的に増益基調が続くとの見方に変更はないようだ。同証券利益予想の増額、株価の下落が格上げの背景に。また、今後は販売好調で在庫が少なくなった中部エリアのリゾートホテル、海外富裕層向けの長期滞在型リゾートホテルの開発に注目としている。


MDM<7600>:1068円(+73円)
大幅高。米国子会社Ortho Development Corporation製造の骨接合材料新製品「MDM ウルナ プレートシステム」の薬事承認を取得したと発表(来年4月から販売開始予定)。現在販売中の橈骨遠位端骨折に対応する骨接合材料「MDM ラディウス プレート システム」に本製品が加わることにより、橈尺骨遠位端骨折に対する治療の選択肢が拡がり、骨接合材料の販売拡大が期待できるとしている。


オルトプラス<3672>:788円(+100円)
連日のストップ高。同社が開発を担当している『アークザラッド』シリーズの完全新作となるスマホ向けシミュレーションRPG『アークザラッド R』の配信開始を受けて、前日の後場に急騰する展開となっていた。ユーザーからの評価も高いほか、App StoreのiPhoneのトップセールスアプリランキングでも好調な出だしを見せたこともあり、改めて期待感が高まる展開となっているようだ。


しまむら<8227>:9900円(-420円)
大幅安。8月の月次業績を発表している。既存店の売上高は前年同月比5.6%減(全店ベースでも3.4%減)、客数は同2.0%減、客単価は同1.4%減となっている。お盆休みを中心に販促に力を入れ、Tシャツや浴衣、水着などの夏物が好調だった一方、昨年に比べて休日が1日少なかったことに加え、2週にわたる台風襲来が週末の客足に影響したようだ。既存店売上高は4カ月連続での前年割れとなっており、警戒感が強まっているようだ。


エーザイ<4523>:9875円(+200円)
堅調。中期経営計画の利益目標(連結営業利益(IFRS)で1020億円超)を1年前倒しの20年3月期で達成する見通しだと一部メディアが報じている。利益を押し上げるのは米製薬大手メルクとの提携で得る資金となる。また、市場でも注目を集めたレンビマに加え、抗てんかん剤「フィコンパ」や抗がん剤「ハラヴェン」なども利益貢献するもよう。今後はメルクとの提携で得た資金を認知症領域の新薬開発に重点投資するようだ。


IGポート<3791>:1689円(+86円)
大幅に3日続伸。グループ会社のプロダクション・アイジー(東京都武蔵野市)が「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」の中国でのオンライン配信ライセンスの供与を開始すると発表している。配信先は、中国の小米(シャオミ)科技が開発する新型ヘッドマウントディスプレイに搭載されるコンテンツ配信サービス。配信開始日は近日中。また、新作OVA「テニスの王子様 BEST GAMES!!」への制作出資を決定している。


GTS<4584>:944円(+6円)
続伸。米国のSOLA Biosciences, LLC社とバイオ医薬品開発における高産生細胞株の樹立を目的とした共同研究を開始したと発表している。SOLAが所有するTapboost技術を導入する契約を締結し、組換タンパク質の細胞内での立体構造を正しく整えて機能を発揮する効率を高め、バイオ後続品(バイオシミラー)の高産生細胞株を構築することを目指す。基盤技術確立でパイプラインの競争優位性や収益性、アライアンスの確度を高める。


アクリート<4395>:1357円(+59円)
大幅に続伸。6月22日及び7月9日に決定した普通株式13万8000株の第三者割当による新株式発行(第三者割当増資)について、割当先のSMBC日興証券から応じる旨の通知があったと発表している。手取概算額9741.6万円は、SMS配信サービス事業強化のためのソフトウエア開発費や設備投資資金、借入金の返済などに充てる。増資の手続きが順調に進んでいることが明らかになり、買い安心感につながっているようだ。


ふくおか<8354>:601円(+9円)
買い優勢。長崎県での地方銀行再編をめぐり、公正取引委員会は23日、親和銀行を傘下に置くふくおかフィナンシャルグループ<8354>十八銀行<8396>の統合を認めることを決めたと一部メディアが報じている(正式通知を待ち19年4月に経営統合へ)。懸念材料であった県内シェアの問題については、1千億円弱の融資企業が競合他行に借り換えるメドがたち、中小企業向け融資が独占状態になることを回避できたもよう。


レッグス<4286>:1298円(+45円)
大幅続伸。23日の大引け後に上限10万株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 0.95%)、1億4000万円の自社株買いについて発表。取得期間は8月24日から11月30日まで。株主還元及び資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することを目的としている。年初来高値圏での自社株買い発表がポジティブインパクトとなっているようだ。


ルーデン<1400>:758円(+43円)
大幅に続伸。ブロックチェーン技術を応用した「仮想通貨不動産決済プラットフォーム」の実証実験が完了したと発表している。検証の結果、スマートコントラクトや仮想通貨決済の活用は、システム化による業務効率化だけではなく手戻りや契約反故といった不測の事態を防ぐことにもつながり、導入効果が高いと見込まれることが判明したという。ブロックチェーン技術の不動産システムへの適用について、引き続き検討を進める。


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配信元: フィスコ

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