注目3銘柄(2018.08.10)

チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
 

JCU <4975> 【 1→1】

「1Qは装置事業が増収増益の牽引役となった」

 1Qは、売上高66億円(前年同期比38.5%増)、営業利益17億円(同23.6%増)、経常利益17億円(同30.9%増)、純利益12億円(同30.7%増)と増収増益で着地した。対半期・通期の業績予想に対して進捗率が高く、PER等が低いため事業環境の不透明感も見られるが投資評価「1」を継続する。

予想ROE:21.2% PBR:3.6倍、来期予想PER:13.0倍、来期予想EPS成長率:19%株価(8/10終値): 2,626円 
Fモデルによる理論株価:3,251円(8月7日by山方秀之)
 

朝日ラバー <5162> 【 1→1】

「工業用ゴム事業が好調で四半期最高で着地」

 1Q決算は売上高19億円(前年同期比8.8%増)、営業利益1.6億円(同14.7%増)、経常利益1.7億円(同17.6%増)、当期純利益1.2億円(同18.1%増)と増収増益かつ四半期最高(売上・利益)で着地した。増収増益の要因は、工業用ゴム事業で主力のキャップ付LED(ASA COLOR LED)とRFID用ゴムが2桁増収と好調であったからである。同セグメントは売上高16億円(同13.4%増)、セグメント利益2億円(同45.1%増)と大幅増益となった。

予想ROE:10.4% PBR:1.1倍、来期予想PER:9.5倍、来期予想EPS成長率:11%株価(8/10終値):1,084円 
Fモデルによる理論株価:1,475円(8月8日by山方秀之)
 

豊田通商 <8015> 【 2+→2+】

「自動車生産関連が堅調、エレクトロニクス関連好調が持続、19/3期発進は順調」

 19/3期1Qは自動車生産関連、非自動車生産関連(主にエレクトロニクス関連)好調が相俟って2桁増益で発進し、通期着地は計画上振れが見込まれる。さらには、20/3期以降も堅調な業績展開が見込める((1)トヨタ自動車以外での自動車生産関連取扱い増、(2)再生可能エネルギーやエレクトロニクス関連の好調持続、(3)アフリカ本部底打ち、(4)EV化とリチウム関連拡大が見込めることなどによる)が見込めるとの見方に変化はない。以上を踏まえると19/3期TIW予想PER9.6倍の株価は評価不足と考える。

予想ROE:10.0% PBR:1.2倍、来期予想PER:8.9倍、来期予想EPS成長率:7%株価(8/10終値):3,755円 
Fモデルによる理論株価:3,966円(8月10日by高田悟)
 
 
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)
〔 http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw 〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。

このページのコンテンツは、TIWの協力により、転載いたしております。
配信元: みんかぶマガジン

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