新日本電工、今期経常を43％下方修正、配当も4円減額

　新日本電工 <5563> が8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。18年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比48.6％減の27.6億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の40億円→23億円(前期は92.3億円)に42.5％下方修正し、減益率が56.7％減→75.1％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益は4.6億円の赤字(前年同期は38.5億円の黒字)に転落する計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の10円→6円(前期は13円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比43.6％減の15.5億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の15.5％→7.7％に急低下した。

株探ニュース