カワタ、上期経常を42%上方修正・3期ぶり最高益、通期も増額

配信元:株探
投稿:2018/07/31 12:00
 カワタ <6292> が7月31日昼(12:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比6.9倍の5.8億円に急拡大した。
 併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の5.7億円→8.1億円(前年同期は3.7億円)に41.7%上方修正し、増益率が51.7%増→2.2倍に拡大し、3期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の11.5億円→13.9億円(前期は10.2億円)に20.9%上方修正し、増益率が11.8%増→35.1%増に拡大し、15期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の2.5%→10.1%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 【連結業績】 連結の第2四半期累計実績につきましては、日本、東アジア、東南アジアの各セグメントにおいて、自動車関連や電子部品関連の需要が堅調であったこと等により、売上高は前回予想を400百万円上回る10,900百万円となる見込みです。損益面におきましては、売上高増加に伴う売上総利益の増加と売上総利益率の改善等により、営業利益は前回予想を240百万円上回る865百万円、経常利益は前回予想を240百万円上回る815百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回予想を180百万円上回る580百万円となる見込みです。 通期につきましては、日本、東アジア、東南アジアの各セグメントの需要は総じて堅調ではあるものの、米国の自国第一主義に伴う貿易摩擦、中国等の新興国経済の減速、急激な為替変動リスク等、不透明な部分もあり、売上高は前回予想を400百万円上回る21,400百万円となる見込みです。損益面におきましては、売上高増加に伴う売上総利益の増加と売上総利益率の改善等により、営業利益は前回予想を240百万円上回る1,490百万円、経常利益は前回予想を240百万円上回る1,390百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を180百万円上回る980百万円となる見込みです。【個別業績】 個別の第2四半期累計実績につきましては、自動車関連や電子部品関連の需要が堅調であったこと等により、売上高は前回予想を200百万円上回る5,100百万円となる見込みです。損益面におきましては、売上高増加に伴う売上総利益の増加等により、営業利益は前回予想を70百万円上回る230百万円、経常利益は前回予想を110百万円上回る275百万円、四半期純利益は前回予想を80百万円上回る210百万円となる見込みです。  通期につきましては、足元の受注は総じて堅調ではあるものの、米国の自国第一主義に伴う貿易摩擦、中国等の新興国経済の減速、急激な為替変動リスク等、不透明な部分もあり、売上高は前回予想を200百万円上回る10,000百万円となる見込みです。損益面におきましては、売上高増加に伴う売上総利益の増加等により、営業利益は前回予想を70百万円上回る390百万円、経常利益は前回予想を110百万円上回る480百万円、当期純利益は前回予想を80百万円上回る380百万円となる見込みです。
配信元: 株探

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