<1518> 三井松島産業
四季報によると、主力の石炭は豪州リデル炭鉱におけるスト影響抜け、生産量回復。石炭価格が高水準維持。労働者の賃上げ想定内。生活関連は飲料ストローや衣料製販が好調。介護施設も空室率改善。営業大幅増益。10月1日に持株会社移行。非石炭事業拡大進める。M&A活用を継続、安定して稼ぐニッチ企業に照準。豪州リデル鉱区は未採掘エリア開発を19年中判断。
5月11日発表時点。2019年3月期比で営業利益+63.3%の25億円、経常利益+38.1%の29億円の2期連続の増収・増益の見通し。
2012年10月1日の1060円(併合前106円)を安値に、アベノミクス相場にサポートされて、2013年1月31日の2560円(併合前256円)まで大幅上昇し、ここをピークに2月27日の1740円(併合前174円)まで下げて、3月18日の2190円(併合前219円)まで自律反発し、その後、下降トレンド(A)へ移行しました。この下降トレンド(A)の中で、2016年6月16日の920円(併合前92円)で底打ちとなって反発し、2017年3月14日の1642円まで上昇後、5月12日の1266円まで押し目を入れ、ゆるやかな上昇トレンド(B)となっています。この上昇トレンド(B)の中で10月16日の1348円を安値に下値を切り上げる上昇(C)となっています。この下値ライン(C)を切らずに1679円を上回ると一段高という期待がもてます。
<3183> ウイン・パートナーズ
四季報によると、前下期連結の子会社が上期売上押し上げ(15億円程度、利益貢献ほぼなし)。公定価格引き下げを心臓血管外科関連などの伸長でしのぐ。大型医療機器も前期落ち込みの反動でやや戻す。人員増強等負担あり営業益微増歩調。のれん益消滅。増配。治療領域拡大・病院間連携など顧客の病院支援強化。手薄の糖尿病関連施設等への浸透も図る。M&A探索継続。
5月11日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+1.8%の32億円、経常利益は+1.7%の32億円の増収・増益の見通し。但し、当期利益は4期目にして、-23.5%の23億円と減少の見通し。卸売業:医療機器販売。
2013年6月26日の385円(分割前770円)を安値とする上昇トレンド(A)となっています。この中で2015年11月26日の944円(分割前1889円)まで上昇後、2016年6月24日の660円(分割前1321円)まで押し目を入れ上昇トレンド(B)へ移行し、さらに2017年4月17日の901円の安値から急角度の上昇トレンド(C)となり、今年の2月27日に1884円でいったんピークをつけました。ここから短期の下降トレンド(D)入りとなって5月31日に1348円まで下げ、反発となって6月22日に1495円で下降トレンド(D)を上にぬけて買転換となっています。
<6089> ウィルグループ
四季報によると、前期のM&Aが通期寄与、年商約90億円上乗せ。取引先企業の人手不足感強く、柱のセールス派遣続伸。製造業派遣快走。ただ営業拠点拡大に伴う先行費用増。システム投資もかさむ。営業増益率鈍化。3月から5月にかけ、介護8拠点に加え、営業拠点も一気に15新設。製造業派遣は得意の食品メーカー向けから非食品へも展開。シニア層や外国人採用を強化。
5月11日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+7.6%の26億円、経常利益+6.7%の26億円の6期連続の増収・増益の見通し。サービス:セールOS27、コールセンターOS17、ファクトリーOS21、介護他。
2015年~2016年半ばにかけて、400~600円のボックス相場でしたが、2016年8月9日の390円(分割前781円)を安値に上昇トレンド(A)へ移行。さらにこの中で2017年8月4日の906円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で今年の2月2日の2139円でピークをつけ下降トレンド(C)へ転換しています。この下降トレンド(C)の中で7月5日に972円の安値をつけて7月10日に1088円で短期の買転換がでて、下降トレンド(C)を上にぬけるかどうかのところにきています。
<4204> 積水化学工業
四季報によると、期初受注残多く新築請負出足快走。高機能品は好調な車載向け中間膜など牽引。航空機用シートなど復調し主要3事業すべて順調。木材、ナフサなど原料高こなし10期連続で営業増益。9期連続増配。40億円投じ工場増設、住宅向けリチウムイオン電池の生産能力6倍増に。20年春稼働予定。自家発電の自宅利用増見越す。中国に中間膜市場の調査拠点設立。
4月26日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+2.8%の1020億円、経常利益+6.5%の1000億円の3期連続の増収・増益の見通し。化学:住宅、環境・ライフライン、高機能プラスティックス。
2012年9月11日の602円を安値に上昇を開始し、2015年5月28日の1713円でいったんピークとなりました。ここから9月29日の1202円まで押し目を入れたあと、1200円水準を下値に、上値を切り下げる直角三角形(B)の保ち合いとなり、この中で2016年6月24日の1215円を安値に上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で、2017年10月30日の2350円、今年の1月9日の2349円とほぼダブル天井となって下落に転じ、2月6日の1892円まで下落後、2月28日の2056円まで自律反発し、先細三角形の保ち合い(D)となりました。この中で6月26日に1758円を安値に反発に転じ、6月29日に1888円で短期の買転換となっています。
<1805> 飛島建設
四季報によると、3月末受注残1700億円(前期比3・3%減)。トンネルや水処理施設など大型工事進捗。建築の好採算工事剥落も採算維持。販管費増見込む会社計画保守的で営業増益。税効果消える。連続増配も。建築は福岡県宮若市新庁舎建設工事を約25億円で単独受注。土木は北海道新幹線札樽トンネルを約100億円でJV受注。単独・JVスポンサーでの受注注力。
2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益-12.7%の72億円、経常利益-11.5%の69億円の減収・減益の見通し。但し、チャートの形は、下値を切り上げて上値抵抗ラインを上放れとなっています。
2012年10月11日の69円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、上昇トレンド(A)を形成。この中で2013年10月29日の204円まで上昇し、もみあって2014年5月21日の140円まで押し目を入れたあと、ここから角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、10月28日の317円でピークとなりました。ここから下降トレンド(C)へ転換し、この中で2016年2月12日の135円で底打ちとなり、3月23日の202円まで反発して以降は、200円水準を上値に、下値を切り上げる左上を直角とする直角三角形の保ち合いとなっていましたが、7月9日に212円まで上昇して211円の上放れとなりました。
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
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