■今後の見通し
三栄コーポレーション<8119>の2019年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比11.9%増の50,000百万円、営業利益が同12.8 %増の1,900百万円、経常利益が同3.7%増の1,900百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同44.1 %増の1,200百万円と増収増益を予想する。
全事業セグメントで増収増益を予想する。特に伸びが大きいのが、家具・家庭用品事業と服飾雑貨事業である。家具家庭用品事業では、海外向けOEMの回復、家具のEC直販MINTの成長、新ブランドVilleroy & Boch(ビレロイ&ボッホ)の通年寄与などが伸びの要因。服飾雑貨事業では、ビルケンシュトックが直営店のほかに催事を強化、キプリングの並行輸入品対策の効果出現などが伸びの要因だ。
同社は中期経営計画で2020年3月期までに「20億円以上の安定的な経常利益の基盤を作る」ことを目標としている。2年目である2019年3月期は経常利益20億円レベルの達成にも期待がふくらむ。2018年前半の円高傾向も追い風となりそうだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
<MH>
三栄コーポレーション<8119>の2019年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比11.9%増の50,000百万円、営業利益が同12.8 %増の1,900百万円、経常利益が同3.7%増の1,900百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同44.1 %増の1,200百万円と増収増益を予想する。
全事業セグメントで増収増益を予想する。特に伸びが大きいのが、家具・家庭用品事業と服飾雑貨事業である。家具家庭用品事業では、海外向けOEMの回復、家具のEC直販MINTの成長、新ブランドVilleroy & Boch(ビレロイ&ボッホ)の通年寄与などが伸びの要因。服飾雑貨事業では、ビルケンシュトックが直営店のほかに催事を強化、キプリングの並行輸入品対策の効果出現などが伸びの要因だ。
同社は中期経営計画で2020年3月期までに「20億円以上の安定的な経常利益の基盤を作る」ことを目標としている。2年目である2019年3月期は経常利益20億円レベルの達成にも期待がふくらむ。2018年前半の円高傾向も追い風となりそうだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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