マザーズ指数は反発、メルカリの資金還流や主力株の上昇で切り返す、IPOのログリーは初値持ち越し

配信元:フィスコ
投稿:2018/06/20 18:15
 本日のマザーズ市場は、ネイティブ広告に特化したインターネット広告配信プラットフォームを提供するログリー<6579>が新規上場し、メルカリ<4385>に続き高い人気となった。マザーズ指数は年初来安値を更新したものの、値ごろ感から押し目買いの動きにつながったほか、メルカリに集中していた資金の還流や、アジア株の反発に伴う主力株の上昇から引けにかけてプラスに転じた。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1488.00億円。騰落数は、値上がり150銘柄、値下がり95銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、本日もメルカリがマザーズ売買代金トップとなった。ただ、昨日は一時ストップ高水準まで上昇したものの、本日は寄り付き時点を高値に終日さえない展開となり、引けにかけて初値の5000円を割り込んで取引を終了した。メルカリの株主であるUNITED<2497>も連日で売られ8%近く下落している。また、マザーズ上昇率トップの駅探<3646>は引き続きクラウド型旅費交通費精算サービスが材料視され、ストップ高水準まで買われた。一方、ALBERT<3906>HEROZ<4382>AppBank<6177>などが下落。なお、ログリーは買い気配のまま初値が付かなかった。
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配信元: フィスコ

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