決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … サンバイオ、カイカ、クロスフォー (6月13日発表分)

配信元:株探
投稿:2018/06/14 09:28

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の6月12日から13日の決算発表を経て14日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1 クロスフォー <7810>
 18年7月期第3四半期累計(17年8月-18年4月)の連結経常利益は前年同期比89.4%減の7200万円に大きく落ち込み、通期計画の2億5900万円に対する進捗率は27.8%にとどまり、さらに前年同期の85.4%も下回った。

▲No.2 カイカ <2315>
 18年10月期第2四半期累計(17年11月-18年4月)の連結営業損益は3.4億円の赤字(前年同期は0.9億円の黒字)に転落した。

▲No.3 総合商研 <7850>
 18年7月期第3四半期累計(17年8月-18年4月)の連結経常利益は前年同期比5.0%減の6.4億円に減り、通期計画の3.5億円に対する進捗率が183.4%とすでに上回ったが、前年同期の192.0%を下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<7810> クロスフォー  JQ   -10.42   6/13   3Q   -89.36
<2315> カイカ     JQ   -8.70   6/13  上期   626.51
<7850> 総合商研    JQ   -6.00   6/13   3Q    -5.03
<9992> 理研グリン   JQ   -5.16   6/13  上期     -
<6535> アイモバイル  東M   -3.00   6/13   3Q   -11.21

<3195> ジェネパ    東M   -2.95   6/13  上期    赤転
<4592> サンバイオ   東M   -1.78   6/13   1Q    赤縮

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした14日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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