11日の米国市場では、NYダウが5.78ドル高の25322.31、ナスダック総合指数が14.41pt高の7659.93と小幅上昇。シカゴ日経225先物は大証比130円高の22920円。本日の東京市場は、円相場が再び1ドル=110円台前半の円安に振れたことから、輸出関連株を中心に買いが先行しよう。寄り付きの売買が一巡した後は為替と需給をみながら上値を意識する展開が予想される。円相場が横ばいでも、売り板が薄ければ昨日の前場と同様にじりじりと値を上げ、日経平均は23000円回復を試す流れも視野に入ってこよう。米朝首脳会談をめぐっては、昨日の段階で既に楽観的な雰囲気が広がっている。交渉決裂などサプライズがなければ、会談自体を改めて材料視することはなさそうだ。格上げや目標株価の引き上げが観測されている前田建<1824>、昭和電工<4004>、日産化<4021>、参天薬<4536>、共英製鋼<5440>、ダイキン<6367>
などに注目。 <US>
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