ETF売買動向＝17日前引け、原油ブル、ＥＴＦＳ原油が新高値

　17日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比5.7％減の569億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同4.7％減の522億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　小売 <1630> 、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> 、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> 、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が新高値。ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> が4.00％高、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> が3.51％高、ダイワ上場投信東証銀行業株価指数 <1612> が3.37％高、ＵＢＳ　米国株 <1393> が3.14％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は3.69％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が100円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金421億8200万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均560億5200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が42億1800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が15億3700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が14億9200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が7億5400万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が5億4700万円の売買代金となった。

株探ニュース