コナカ、今期経常を一転43%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2018/05/11 12:00
 コナカ <7494> が5月11日昼(12:00)に決算を発表。18年9月期第2四半期累計(17年10月-18年3月)の連結経常利益は前年同期比30.3%減の22.2億円に落ち込み、従来予想の30億円を下回って着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の24.5億円→14億円(前期は24.4億円)に42.9%下方修正し、一転して42.8%減益見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益は8.2億円の赤字(前年同期は7.3億円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比18.2%減の16.2億円に減り、売上営業利益率は前年同期の8.8%→7.8%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 3.業績予想との差異及び通期業績予想の修正理由(1)平成30年9月期第2四半期業績予想との差異理由ファッション事業における主力のスーツは堅調に推移したものの、不安定な気候の影響を受け防寒衣料等が苦戦したことにより売上高が計画を下回り、またDIFFERENCEの出店を当初計画より前倒ししたことにより販管費が膨らみ、営業利益、経常利益が前回予想を下回りました。加えて、特別損失の計上(下記 4.特別損失の計上)により、親会社株主に帰属する四半期純利益についても前回予想を下回りました。(2)通期業績予想の修正理由通期業績予想につきましては、第2四半期業績の推移を鑑みた結果、下半期においても売上高の減少(当初計画の8%ダウン)、クールビスによるスーツ売上の減少に伴う売上総利益率の低下(当初計画の0.5ポイントダウン)等が見込まれるため、通期業績予想の修正を致します。なお、当社グループの性質上、売上高の割合が上半期56%に対し下半期44%と低くなります。4.特別損失の計上固定資産の減損に係る会計基準に基づき、当社グループの資産について将来の回収可能性を検討した結果、47店舗に係る減損損失を連結529百万円(個別42店舗、459百万円)計上しました。※上記の予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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