エフピコ、原材料コスト低減などが寄与し19年3月期は営業利益11%増見込む

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/05/02 16:55
 エフピコ<7947.T>は2日取引終了後、19年3月期業績予想を発表した。売上高は1790億円(前期比3.1%増)、営業利益は143億円(同11.0%増)、純利益は99億円(同7.9%増)と2ケタ営業増益を見込んでいる。年間配当は前期の81円を継続する予定。

 4月1日出荷分から製品価格の改定を実施したことに加え、昨年11月の関東エコペット工場の本格稼働により、日本国内の回収PETボトルを再利用する生産能力が現在の年間3万トンから5万トンに増加し、回収PETボトルの値下がりによる原料生産コストの低減が見込まれる。また、これに伴い、値上がりしている輸入PET樹脂の使用量が現行から2万トン減少する。さらに、全国を網羅する物流ネットワークを活用した流通コスト抑制が寄与し、利益を押し上げる見通し。

 18年3月期業績は売上高1735億8000万円(前の期比0.4%増)、営業利益128億8400万円(同15.1%減)、純利益91億7800万円(同16.2%減)だった。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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