ボーソー、前期最終を赤字拡大に下方修正

　ボーソー油脂 <2608> [東証２] が5月2日大引け後(16:00)に業績修正を発表。18年3月期の連結最終損益を従来予想の5.9億円の赤字→9.8億円の赤字(前の期は18.6億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1.9億円の赤字→5.8億円の赤字(前年同期は18.1億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　修正の理由平成３０年３月期通期連結業績につきましては、全社グループの構造改革により実施した製造工場の用途変更、工場移転に伴う稼働停止により、経費が先行して発生したことが大きく収益を低下させたことを主因として、営業利益及び経常利益は前回予想数値を下回る見込みとなりました。加えて、上記１．に記載の通り固定資産の減損損失を特別損失として計上したことから、親会社株主に帰属する当期純利益は、前回の予想数値を下回る見込みとなりました。なお、配当予想につきましては、前回公表値から変更ありません。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。※当社は、平成29年10月1日付けで普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定して1株当たり当期純利益金額を算定しております。