住阪セメが高値更新、リチウムイオン電池や土壌汚染対策で注目
住阪セメ[東1](5232)は、21日に525円(+20円)続伸。一時535円(+30円)と買われ5月10日につけた年初来の高値511円を更新。2015年8月高値524円を上回りました。
電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)に、第2世代の車載用リチウムイオン電池(LIB)の搭載が本格化すると伝わっていましたら、同社がリチウムイオン電池用正極材料としてリン酸鉄リチウムの製造・販売を進めていることが注目されています。
また、東京都の小池百合子知事が、築地市場を豊洲市場に移転したうえで築地跡地は再開発する方針を正式に表明。土壌汚染の懸念がある豊洲では汚染対策を進める考えを強調しており、同社が汚染土壌中の重金属等の溶出を低減し、長期安定化するための材料、不溶化材「マジカルフィックス」を開発したことが見直されています。
築地で再開発が始まるとしても土壌汚染対策は必要不可欠と見られていますから、市場の関心は高まったと思われます。
四季報では、今3月期営業利益横ばいの会社計画を支持、来3月期2ケタ増益を観測しています。配当性向を25%~30%に引き上げるようですから、買い安心感を与えています。
450円を軸としたもみ合いが約2年続いていましたが、逆日歩がつく信用取組倍率0.39倍の売り長の好需給で、13週移動平均線(482円)がサポートしてますから、2000年7月高値651円を目指すか注目されそうです。
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リンク記事:トリケミカル[JQ](4369)が連日上場来高値、カリスマ投資家の取得で上昇に弾み(2016年3月31日)
リンク先:https://money.minkabu.jp/55136
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■トリケミカル[JQ](4369)
1130円紹介(2016/3/31)→2547円(2016/10/26)まで上昇
今後も投資に役立つ視点で投稿していきますので、是非注目して下さい。
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