ネットワン［東１］（7518）、三菱ＵＦＪＦＧが政策投資で5.21％取得

　ネットワン［東１］（7518）は、10円高の621円と3営業日続伸、13円高の624円と買われている。財務省7月4日受付の大量保有報告書で株式会社三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループなどが4,477,920株（5.21％)取得したことがわかっている。保有目的は「政策投資」としており、買い安心感を与えている。

　大和証券が投資判断を「２」から「３」に格下げ、目標株価を750円から620円に引き下げたことを嫌気し、6月30日に587円と下による投資判断引き下げで、ダメ押し的な売りが出て590円どころを下値として固めた感があります。

　今2017年3月期営業利益は45億円（前期比83.4％増）と大幅回復見込みで、19年3月期営業利益は110億円目標の中期ビジョンを掲げている。年間配当は30円を継続、配当利回り4.8％と利回り妙味は十分ある。

　チャート的には、2月12日安値557円、4月6日の年初来安値529円、6月24日安値580円と売り直されて逆三尊底を形成した感はある。

　一株純資産水準でもみ合っているが、8月1日に予定される第1四半期決算が順調に推移していることが確認されれば、中期ビジョン出足好調と受け止められ、3月4日高値658円抜けからリバウンド相場入りが有力視されることから注目度は髙そうです。
　

　

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