(6767)ミツミ電機
四季報2015年秋号によると、ゲーム機関連低迷。ただスマホ用フォーカス部品は米国大口向け高水準。中国スマホメーカー向けも伸びる。高周波部品は車載アンテナ膨らむ。リチウム電池用半導体も堅調。営業益回復。営業外の為替差益減る。固定資産売却特益見込まず。
8月転換社債発行で約200億円調達。うち約100億円をスマホ用フォーカス部品、50億円を車載用増強等に充当。
2014年5月21日595円の安値から9月3日の935円まで上昇し、再下落となって10月17日の632円まで下落し、ここから急騰となって12月8日に1117円の高値をつけました。ここをピークに円安一服から調整入りとなり、今年の2月6日に822円まで下げたあと4月14日の993円まで反発するものの、ここが戻り天井となって下降トレンド(A)へ移行しました。中国ショックによる日本株の急落もあり、売られすぎからの水準まで下落して、安値圏(B)のもみあいとなり、9月7日の621円、9月29日の637円、10月15日の638円と順上げの3点底をつくり10月21日に701円で買転換となっています。
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(4519)中外製薬
四季報2015年秋号によると、好採算のリウマチ抗体薬がロシュ向け輸出中心に急伸。国内抗がん剤、骨粗鬆症薬も勢い増す。円安による原価高を吸収し、営業益反発。増配上乗せも。16年12月期は抗がん剤など主力品が好調持続。
欧州、中国、台湾で分社化していた子会社を地域ごとに統合。開発から販売まで一貫させ、市場ニーズを初期臨床開発に活用。自社品血友病薬を17年度申請へ。
チャートは、2011年11月25日の1129円の底値からの上昇トレンドの中にあります。その中で2014年8月18日の4015円の高値をつけて今年の1月7日の2862円まで調整し、ここを安値に短期の上昇トレンド(A)を形成し、8月18日の5090円の高値をつけました。ここをピークにもみあっているところで中国ショックからの日経平均の急落につれ安し、短期の下降トレンド(B)となって10月8日の3525円まで下落しました。ここを安値に反発となって10月13日に3755円で買転換となって下降トレンド(B)をぬけだし10月30日には3910円でろく買という追加の買法則が出ています。押し目買い有利な形といえます。
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(6474)不二越
四季報2015年秋号によると、海外子会社の前期14カ月決算平常化。収益柱のベアリング増勢、油圧はミニ建機向けで好調続く。ロボットも高水準。工場の自動化進展で採算改善、営業増益。連続増配。16年11月期は工具やロボットが拡大。新工場の稼働も貢献、営業益続伸。
富山工場再編、自動化や一貫生産ラインで原価低減狙う。ベアリングは16年春のメキシコ工場新設等、能力拡大図る。
10月1日決算発表済。通期予想7月7日決算発表時点と変わらず。
2012年11月13日の232円を安値にアベノミクス相場にサポートされ、2013年5月15日の532円まで上昇。ここから三角保ち合い(B)を形成し、その煮詰まったといころで8月8日の413円を安値に上放れとなり、2014年9月29日の816円まで上昇し、ここでピークとなりました。ここから10月17日の611円まで下落後、反発となるものの三角保ち合い(D)となり、この中で9月29日の816円、10月26日の773円、6月24日の753円と順下げの三尊天井となって下落し三角保ち合い(D)を下放れし、中国ショックからの日経平均の急落につれ安し、9月29日の484円まで下落しました。この水準でもみあいとなり10月2日に477円と2点底つけて反発し10月7日に533円で買転換となっています。
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(5815)沖電線
四季報2015年秋号によると、産機・ロボット向けケーブルが天井に張り付いたまま。が、第2四半期以降、海外の大型案件剥げる。1月買収のモガミ電線(年収5億円)の寄与帳消し。銅市況安、中国黒字化でも減益。会社数字に戻す。
フレキ基板は計測器・医療機器向けをこまめに開拓へ。電極線に続き、産機用ケーブルの米国・中国輸出に本腰。モガミのブランド力生かし、将来共同開発も。
10月28日決算発表。営業利益は7月29日決算時点よりやや上方修正(5億→7億)
2012年10月12日の110円を底値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて中長期トレンド(A)を形成しています。2014年1月10日の229円まではゆるやかな上昇でしたが、5月21日の164円まで下落後は、業績上方修正を受けて反発し6月24日の193円で買転換となったあとは仕手化して暴騰となり、7月15日には472円と1ヶ月弱で約2.9倍化となりました。7月23日の322円まで急落後9月3日の432円まで反発するものの、ここが戻り天井となり10月17日の260円まで下落しました。ここから11月28日の375円まで反発後、三角保ち合い(B)となっていましたが、今年の3月27日に327円で売転換となって下放れし、短期の下降トレンド(C)となって9月29日の201円で当面の底打ちとなり、反発して10月29日に250円で買転換となりました。
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(3880)大王製紙
四季報2015年秋号によると、洋紙や板紙は値上げ効果出ても原料高きつい。ただ、紙おむつが国内外で順調、衛生用紙も高吸収紙タオルなど好採算品シフトが効く。営業増益。営業外の補助金収入剥落、税負担平常化で純益反落。
紙おむつ現法に三菱商事が40%出資、拡販で連携。転換社債型新株予約権付社債で300億円調達、全部転換だと北越紀州の持株比率は18%台に低下。
2013年1月4日の697円を高値、6月7日の503円を安値とするボックス相場(A)の中で8月22日の524円を安値にボックス圏を上放れする反発となって2014年3月31日の1256円まで上昇しました。ここでもみあって5月27日に1239円で2山形成となって調整入りし、10月16日の864円で底打ちとなり、ここから上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で今年の8月19日の1701円の高値をつけたあと中国ショックによる日経平均の急落につれ安し、上昇トレンド(C)を切って9月29日に958円で底打ちとなりました。ここからの反発で10月30日の1199円で買転換となっており押し目買い有利の形です。
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