当コラムは、企業の業績動向に注目して銘柄を選択することに特化したコラムです。株価はさまざまな要因で変動しますが、中期的な業績動向は確実性の高い、株価予測手段です。
今年に入って、特に当コラムの銘柄の株価上昇が際立っています。日経平均は最近しっかりしていますが、それでも昨年末から見れば、6月末の水準は7%ほど下回っていますが、当コラム銘柄は年初来高値銘柄が続出しています。
推奨銘柄のうち何銘柄かが年初来高値ということであれば、当然確率論からいくらでもあり得ますが、そうではなくほとんど全銘柄が年初来高値です。もともと超長期で薦めた銘柄だけは例外ですが。
昨年末以降に当欄で取り上げた中で特に上昇が目立つ株を例に挙げますと、
フジオフードシステム(2752)
https://money.minkabu.jp/42053
ヤオコー(8279)
https://money.minkabu.jp/44635
プリマハム(2281)
https://money.minkabu.jp/43862
などがありますが、他の銘柄も見ていただけますと、それぞれ大きく上がっています。
これは何故かというと、市場が業績に対して特に敏感になっていることを表しています。とりあえず、アベノミクスで低金利、円安などの恩恵を受ける銘柄が2012年末から2013年にかけて大きく上げましたが、その後円安も金利低下もそれほど大きくは動いていませんから、それらは材料となりにくくなっています。そこで、業績ということになります。
ただし、当然業績ですから同じ業種でも株価の動きは全く異なっています。いいところと悪いところできっちりと差がついています。
今日の日経で、セブン・イレブンは好調でファミリーマートは不調というような記事が出ていましたが、セブン・イレブンは直近でほぼ年初来高値ですが、ファミリーマートは高値より10%以上も下です。
日経平均も今年の底値からは10%程度の上昇ですから、ファミリーマートも底値から見ればその程度は上昇していますが、それはよほどいいタイミングで買わないと儲けることはできません。そこで、個々の企業の業績を本当に細かく見てゆく必要があります。個々の企業の業績を十分精査すれば、今年に関しては当コラム銘柄のように確実に、しかも大きく儲けることができます。
さて、そういった観点で新たに銘柄をピックアップしました。柿安本店(2294)という銘柄です。もともと、牛肉のレストランでしたが、その後精肉業、しぐれ煮、デパ地下惣菜と展開してきました。
そして、今注目されているのが和菓子のチェーン店です。口福堂という名称で、全国のショッピングセンターで展開しています。すでに100店舗以上の展開で、国内和菓子チェーンとしては大手ですが、今後1-2年で最大店舗となるでしょう。
このところ月次も好調ですので、PER12倍台というバリュエーションの低さも相まって、注目度が高まると思われます。
なお、詳細はこちらからご覧ください。
http://cherry100.mods.jp/ra/s/768
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